「信用」を武器に変えるマーケティング戦略
100の「ノウハウ」ではなく、たった1つの「トラスト」が利益をもたらす――。
経営者としての経験を活かしながら、アメリカの大学で教鞭を執る著者が、「信用」を武器に変えて成功した企業事例から「顧客価値」の本質に迫る1冊。
社会が企業に正義を求めるのは当然です。
害悪をもたらす存在であってよいわけがありません。
消費者を疑心暗鬼にし、社会を不安に陥れる企業と十把一絡げにされないために、今求められるのは、信用を得るマーケティングです。
信用は企業にとって最も価値のある財産となります。
(中略)商いとは崇高な営みです。
客を喜ばせ、雇用を生み、取引先や株主に利益をもたらして、税を支払うのが健全な企業の姿です。
余力があれば、それを社会に還元するのも企業に課せられた責任でしょう。
近江商人の「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」が経営者に求められる――「はじめに」より
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