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死後のプロデュース

流通ジャーナリストとして活躍していた金子哲雄氏。
その妻で編集者の金子稚子氏が、死の準備とエンディングノート、夫妻の「引き継ぎ」について語る。
金子哲雄氏が、死の準備に積極的に取り組んだことはすでに知られている。
葬儀に限らず、生前にさまざまなことを稚子氏に頼んでいる。
しかし、エンディングノートは残していない。
なぜなら、時間をかけて、妻・稚子氏に十分な引き継ぎをしていたからだ。
結果的に稚子氏は、その引き継ぎによって、残された者たちが「悲しみすぎない」生活を送れることを実感する。
大切な人を亡くした、厳しい悲しみは決して癒されるものでも、乗り越えるものでもないのかもしれない。
しかしこの時、大きな支えになるのが引き継ぎではないか、と考えた。
悲しみは悲しみとして抱えたままでも、それはそれとして次に進むために。
残す人も残される人も参考にしたい、生と死を冷静に見つめる一冊。




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