子どもはかわいい。<br />でも、心を鬼にしなければいけないときもある──。<br />一組の夫婦から生まれる子どもの数が少なくなり、親の目と手が子どもに「行き届きすぎる」時代になった。<br />こうしたなか、「親の過剰な関与が子どもの自立を妨げる」という新たな問題が起きている。<br />どうすれば、自立して生きていける「足腰の強い子ども」が育つのか。<br />辛口コメントで人気の台湾人論客が、異国の地で二人の子どもを育てあげた自らの経験をもとに綴る。<br />子育てをしている人はもちろん、していない人も一読に値する骨太な教育論。<br />