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「ゴミ」を知れば経済がわかる

経済を考えるのに、なぜ「ゴミ」が必要なのか。
それはゴミというものが「仕入れ値ゼロ」の「究極の資源」だからだ。
新製品や埋蔵資源しか目に映らない人にとって、21世紀の経済は成長の限界という壁に突き当たっている。
しかし、この世界にはもう一つの経済がある。
それは「今あるもの」を使う経済である。
リサイクルや環境という言葉が浸透する前から、人間は「今あるもの」を活用して生きてきた。
その生活がいまも残っているのが、フィリピンやタイ、ベトナムやインドネシアなど東南アジアの国々である。
この地域では中古品の再販売からオークション市場、さらには「ゴミ銀行」まである。
東南アジアを遠くの世界として見ていた人々も、「3・11」で目が覚めた。
東日本でわれわれの目の前に広がったのは、あたかも東南アジアのような、ゴミとがれき、「不用品」と「必要なもの」の区別が消えたかのような世界だった。
現地を足で歩き、見た新時代の経済ルポ。




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