COMIC
GAME
G動画
G写真
ラノベ
通販
いいね
Rank

江戸の智恵 「三方良し」で日本は復活する

いま、なぜ江戸時代が大事なのか。
養老氏・徳川氏いわく、われわれがこの時代の社会に学ぶべきは「人の力」であるという。
「世間」に配慮して欲を抑える個人の忍耐や、目上や同僚が仲間を叱咤する習慣の積み重ねが、二百六十年ものあいだ平和と国力を築いた原動力だった。
武士も町人も美学をもち、己を律することを知っていた。
だからお上の威光は「そこそこ」でよく、行政の実務は町人や農村の顔役に任せた。
お触れ(法律)の実施についても、杓子定規ではなく、「目に余る」ときに罰した。
法より世間の目が社会秩序を守ることを知っていたからである。
翻ってこの十数年、日本では条例・法律や規制の類がやたらと増えている。
だが、それで世の中が良くなったかといえば、むしろ悪くなったと感じる方が圧倒的に多いのではないか。
風通しの良い社会を築くために、いまこそ江戸の智恵が必要である。
グローバル時代に生きるヒントと、日本人の美質を発見する一冊。




ユーザレビュー
  • 0
  • 0
  • 0



実用書
©LOQUY 2018-2024 AllRight Reserve.