COMIC
GAME
G動画
G写真
ラノベ
通販
いいね
Rank

満蒙独立運動

1932年、満州建国に至る道は長く険しかった。
辛亥革命以後、三度にわたる独立工作の挫折、1916年の張作霖爆殺事件など、日中外交の舞台裏には意外な真実が隠されていた。
本書では、明治末期から大正期を中心に、満州問題に生死をかけた政治家、陸海軍将校、大陸浪人たち、さらに中国の革命家たちの姿を丹念に追っている。
崩壊しようとする清朝に対し、日本は彼らの独立を支援するようなかたちで、その実、傀儡政権をつくることを画策していた。
その中心人物が、大陸浪人、川島浪速であった。
謎多き人物、川島と粛親王との出会い、さらに溥儀との関係は、満蒙独立運動の象徴であった。
又、孫文、袁世凱に対する日本側の巧みな駆け引きは、外交の醍醐味でもある。
さらに本書は「奈良武次日記」「上泉徳弥メモ」など未公刊史料も駆使しており、歴史ファンのみならず研究家たちにも一石を投じる。
満州事変から七十年、歴史に埋没した史実を掘り起した渾身の作。




ユーザレビュー
  • 0
  • 0
  • 0



実用書
©LOQUY 2018-2024 AllRight Reserve.