COMIC
GAME
G動画
G写真
ラノベ
通販
いいね
Rank

新『戦争論』の読み方 クラウゼヴィッツの時代は終わった

著者は1983年に『「戦争論」を読む』(PHP研究所刊)という本を上梓している。
以来、約20年の月日が経ったが、その間、国際情勢は激変した。
その最大のポイントは、いうまでもなく、「冷戦」の終結である。
著者の言葉を借りれば、世界を東西両陣営に分断し、その間で戦われてきた「冷戦」がついに西側陣営の完全な勝利で幕を閉じ、そして、戦争のない新しい時代「21世紀」がその幕を開けた。
2001年9月11日、米国で「同時多発テロ」が発生し、これを「21世紀型の新しい戦争」ととらえる議論がさかんに行われたが、著者は、この同時多発テロは「戦争」ではなく、「国際的犯罪行為」にすぎないと断言する。
同テロは、人類全体にはっきりと一つの原則を教え込んだ。
それは、国際的な規模の犯罪活動は21世紀の地球上では存在が許されない、ということだ。
このような情勢の変化を受け、21世紀の視点から古典的名著『戦争論』を読む。




ユーザレビュー
  • 0
  • 0
  • 0



実用書
©LOQUY 2018-2024 AllRight Reserve.