よりよく生きたい、生き甲斐ある人生を送りたいと考えぬ人はいない。<br />そのときに大切なのは、人間を生かしている永遠なる「いのち」、即ち‘ふかい愛と願い’の存在を知ることだと著者はいう。<br />ところが、人々はこの世に生まれ、自我の自覚が深まるにつれてこの「いのち」を見失い、そして惑い苦しむのである。<br />本書は、法華経の教えの言葉を中心に、悔いのない人生を送るための勇気と知恵を説いた書である。<br />