ブッダの教え一日一話 今を生きる366の智慧
生きることについて考えたブッダの教えは、数千年が経っても常に新しい。
妄想し、依存し、怒り、さまざまないのちから布施を受けながら返していない。
そんな生き方をしているから幸福にならないのだ。
ブッダの教えを学び、自分で確かめ、「いま・ここ」に生きることで、幸福への道がわかるようになる。
スリランカ仏教界の長老が、日常に役立つブッダの教えを一日一話形式で説く。
智慧とは、特別に「何かがある」ことではありません。
じつは、「何もない」ことなのです。
心の中に、ある価値判断や尺度をもっていると、それに当てはまるものしかみえません。
何か知識にしがみついていると、それで頭がいっぱいで、他のものが入らなくなってしまいます。
頭の中に何もない場合は、そのときそのとき、何でも入ってしまい、理解がはやいのです。
さらに、得たものに執着しないでもち運ばないのが、智慧のある人なのです。
などなど。
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