「器量」の「器」とは才気・才能、「量」とは徳量・人徳の意味。<br />この両方を兼ね備えてこそ人間として一人前である、と著者は言う。<br />「器」すなわち才能をもって自分を活かし、「量」すなわち人徳をもって他者を活かす。<br />競争の厳しい現代にこそ、自他ともに活かす一回り大きな生き方、考え方が求められよう。<br />本書では、一貫して組織における人間のあり方を追求してきた筆者が、器量人たる要諦を余さずに語る。<br />