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アジアを救った近代日本史講義 戦前のグローバリズムと拓殖大学

周辺諸国との軋轢が高まるなかで「歴史問題」を耳にしない日はない。
しかしこれまで学校で教わってきた「歴史観」はほんとうに正しいのか。
その猜疑とともに、日本の近代史をもう一度学び直そうという機運は高まるばかり。
その格好のテキストが本書だ。
冒頭で著者はいう。
「国家の歴史を肯定的に受けとめなければ、私どもが献身すべき対象をみいだすことはできません」。
そうした視点で明治維新から敗戦に至る歴史を俯瞰し直したとき、そこにはアジアの発展に尽くし、世界に雄飛した人々がいた。
著者が総長を務める拓殖大学は、まさにそうした「戦前のグローバリズム」を担い、生命を賭してアジアに貢献する人材を生み出す大学だったのだ。
桂太郎、後藤新平、新渡戸稲造。
拓殖大学の草創期を担った稀代の人物たちはいかに「興亜」を志し、行動したのか。
同時にその営みを知ることは、そもそも私たちはなんのために「国際化」しなければならないのか、というグローバル化の本質を学ぶことにもなる。
「否定の言葉でまみれた過去」を問い直し、日本人としての誇りと自信、そして未来を拓く力を与えてくれる一書。




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