ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる 心を洗い、心を磨く生き方
「『ひとつ拾えば、ひとつだけきれいになる』私の信念を込めた言葉です。
ゴミを拾っていて感じることは、ゴミを捨てる人は捨てる一方。
まず、拾うことはしないということです。
反対に、拾う人は無神経に捨てることもしません。
この差は年月がたてばたつほど大きな差となって表れてきます。
人生はすべてこうしたことの積み重ねですから、ゴミひとつといえども小さなことではありません。
第一、足元のゴミひとつ拾えぬほどの人間に何ができましょうか」。
「ともすると人間は、平凡なことはバカにしたり、軽くあしらいがちです。
難しくて特別なことをしなければ、成果が上がらないように思い込んでいる人が多くいます。
そんなことは決してありません。
世の中のことは、平凡の積み重ねが非凡を招くようになっています」。
トイレや街頭などの徹底した掃除を40年以上続け、多くの人々の心を揺さぶってきた著者の言葉を満載。
人生を磨くヒントにあふれた一冊である。
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