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領土問題「動かぬ証拠」 【Voice S】

日本をはじめフィリピン、ベトナムなどアジア各国の領海を平然と侵し、領土拡大を狙う中国。
その主張がいかに論理性を欠き、歴史を無視しているかは誰もが知るところだ。
しかし従来の日本は、正面切って中国の「無法の証拠」を打ち出せずにいた。
著者は、アジア極東経済委員会(ECAFE)が尖閣沖に膨大な海底資源が埋蔵する可能性を指摘した1969年まで、中国が尖閣諸島を「日本領」と記していた地図を入手。
69年を境に一転、中国が尖閣を自国領と主張しはじめた厚顔無恥さ、露骨なアリバイ工作を白日の下に晒す。
一次史料で構成された本作は、国際社会に「日本の理」を訴える最良の道具となるだろう。
※本コンテンツは月刊誌『Voice』2015年2月号掲載記事を電子化したものです。




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