20世紀とは何だったのか 西洋の没落とグローバリズム
ニーチェの真意、ハイデガーの試み、ケインズの卓見……20世紀はあらゆる哲学、思想、社会運動が「ニヒリズム」と対峙した時代であった。
本書は京都大学における「現代文明総論」講義をまとめたもの。
現代の先進国に生きるわれわれは、かつてなく自由になり、便利で快適な生活環境を実現してきた。
しかし、本当に、われわれは「善き社会」を実現できているのか? 西田幾多郎と「近代の超克」について論じた京都大学最終講義を収録。
解説・松原隆一郎。
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