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従属国家論 日米戦後史の欺瞞

昨今メディアを賑わせている集団安全保障、憲法改正論議には、現代日本をつくった「戦後の初発」という視点がすっぽりと抜け落ちている。
日本の「戦後」とはいかにして始まったのか。
実はそこには、大いなる欺瞞(ぎまん)が隠されていた。
それを直視しない限り、ほんとうの憲法改正論議などできないのだ。
本書では、戦後の始まりから平和憲法、構造改革からTPPに至るまで「戦後日本」を規定してきた「日米の非対称的な二重構造」を丹念に描き出す。
なぜ、保守も革新も自ら進んでアメリカに追従してきたのか。
なぜ、沖縄の基地はやめられないのか。
なぜ、規制緩和の大合唱が起きるのか。
それはわれわれが、意識している、いないにかかわらず、外交から政治・経済政策、言論に至るまで常にかの国の顔色を窺わなければならない「従属国家」だからである。
だが、覇権争いとでも称すべき冷戦後の世界において、こうした「意識的/無意識的なアメリカ追従」はもはや最良の道ではなくなった。
戦後70年間日本人が抱え続けてきたディレンマを鮮やかに切り取り、これから我々が進むべき方向を指し示す。
現代を代表する思想家が放つ、待望の戦後論!




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