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にほんご歳時記

季節の移り変わりも、言葉がなければ、ただ目に映って消えていくばかりである。
一見、当たり前に見える四季それぞれのことを「歳時記」として、一つひとつの言葉にすることによって、我々の先祖は、「季節」を意識していった。
そして、その有り難さを想った。
すでに失われたもの、受け継がれているもの、気がつかないほど当たり前になっているもの。
例えば。
年中、食べられるマグロに季語なんてあるのだろうか? 実はある。
江戸時代、マグロは冬にしか食べられなかった。
その名残で今でもマグロは冬の季語なのである。
そんなこと知らなかった! でも季語があったからこそ、本来のマグロや当時の日本人を知ることができる。
日本文献学を専門に、海外で活動していた著者は、イギリス、フランス、中国の言語や文化に明るく、比較しながら日本独自の季節感を本書で解説する。
薫る風、朧月夜、蝉合唱……四季をきちんと味わう大人になれる100の言葉。




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