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武士の原像 都大路の暗殺者たち

大江山(おおえやま)の酒呑(しゅてん)童子を退治した頼光(らいこう)、奥州蝦夷(えぞ)征伐を果たした田村麻呂(たむらまろ)、新羅(しらぎ)遠征の途上客死した利仁(りじん)将軍、平将門を討ち取った俵籐太(たわらとうた)――数々の伝説にいろどられていた「王朝武者」たち。
お伽草子や説話文学の英雄物語から、彼らの知られざる実像を読み解く。
本書には、平清盛も源頼朝も登場しない。
「鎌倉以前」の兵(つわもの)たちが、世間からどう認知され、どう生きたか。
そこには「王朝」という言葉から連想されるロマン的気分とは、異なる世界が宿されている。
本書は「武士の原像」を王朝武者にさかのぼって探る野心的な試み。
都鄙(とひ)往還のなかにルーツを求め、あるいは「暗殺の上手」として、あるいは「智恵ある者」として、中世武家社会を準備した兵たちの素顔を明らかにする。
征夷大将軍とは異なる「武士の嫡流」があり得たのかもしれない。




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