イスラム唯一の希望の国 日本
トランプ大統領は就任式で「イスラム過激主義を根絶する」と高らかに宣言した。
ドイツのいくつかの地域では若いムスリムの失業率は30%に上ると推測されており、フランスではムスリム女性の服装が厳しく規制されている。
中国・インドでもムスリムは迫害や差別を受けている。
そんな情勢の中、日本がイスラムにとっての希望の国となっている。
イスラムの人々は日本のソフトパワーや科学技術を賞賛し、日本もシリア難民を受け入れ始めている。
歴史をひもとけば、日本とイランは石油取引が始まる前から貿易が盛んだった。
戦前の日本は「日本主導の下にアジアを統合して、欧米の世界支配に対抗する」という「大アジア主義」に則り、ロシアやオスマン帝国、東南アジア、中国のムスリムと連携しようとした。
本書ではこのような日本とイスラムの関係史を辿り、日本の役割を考える。
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