NPOという生き方
福祉、環境、国際協力、学校など様々な分野に広がるNPO。
その活動は、企業や行政の限界を克服し、新たな市民社会の原動力になっている。
その一方、机上の理想論、脆弱な組織づくりで失敗するケースも多い。
これからのNPOに何が求められているのか。
まず独自のミッション(使命)を構築することから出発する、と著者は説く。
その具体例として、YMCAや淀川キリスト教病院、さらに、ヤマト運輸の小倉昌男氏が創業した「スワン・カフェ&ベーカリー」の活動を紹介。
他に類を見ないオリジナルな発想が求められている。
また、マネジメントの視点から、卓越した事業展開、スタッフの人事管理、財務の基盤づくりなど、必要な戦略を解説する。
著者は、長年ビジネスの現場に従事していただけに、非営利とはいえ自立できない組織では意味がないことを強調する。
豊富な事例と体験が、感動と活力ある世界を描き出す。
「もう一つの生き方」を新鮮に提示する意欲作。
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