真実の日本海軍史
明治の初期、先覚者たちの先見の明と努力によって、呱々の声をあげた日本海軍。
その後、日清・日露の主要海戦に全勝し、第一次世界大戦を経て、太平洋戦争で惨敗、解体にいたった約80年間の歴史は、組織の盛衰のモデルケースとして、最も教訓とすべき内容に満ちている。
本書では、その貴重な記録のすべてを、元海軍参謀の著者が、一冊に凝縮して伝える。
内容は三部構成になっている。
●第一部では、「海軍の誕生からその最後まで」と題して、明治時代から昭和時代までの詳細なエピソードを、年表形式でわかりやすく辿るとともに、更に深く記すべき事項を、‘特記事項’として取り上げて説明。
海軍史のすべてがわかる。
●第二部では、「海軍の運命を左右したもの」として、外交や技術、戦略思想などについて説く。
●第三部は「海軍と人」として、海軍軍人の育成について説く。
コンパクトで他に類のない本書は、すべての海軍ファンの座右の書だ。
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