面白くて眠れなくなる解剖学
解剖学は人体のふしぎを解き明かす。
人体は神秘に満ちた小宇宙といわれます。
けれども、宇宙を旅するにも地図が必要です。
何の準備もしないで旅立てば、たちまち迷ってしまうことでしょう。
人体を旅する途上で、目的地である臓器や組織に到達するための針路を示すとともに、その臓器や組織の働きや性質などを教えてくれる「体の地図」にあたるのが、「解剖学」という学問です。
一般の人が人体を解剖することはできません。
しかし、自分の体の中がどうなっているのか、覗いてみたいと思いませんか。
(「はじめに」より抜粋)。
●本書の目次より/人体を解剖するということ/解剖に使用する道具たち/ダ・ヴィンチと三つのひょうたん/脇の下はどこにある!?/「ビールジョッキ筋」を知っていますか/あなたの肺は何色?/心臓には骨組みがある/お腹の中にあるエプロン/首切り役人とギロチン/眼球の周りは脂肪が詰まっている/耳の中は複雑な迷路……
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