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天才論 立川談志の凄み

世に天才といわれる落語家は、何人かいたかもしれない。
しかし凄みを伴った天才は、立川談志だけだ――。
本書は立川談志18番目の弟子である著者が、正面切って挑む談志天才論。
没後10年が経ち、談志の言葉の真意がようやくわかるようになってきた今、談志の本当の凄さに迫る。
著者は談志の天才性を「先見性、普遍性、論理性」の三つに凝縮して分析。
さらに独特の身体性や立川流を創設した理由、師匠談志と志ん朝師匠のライバル関係などについて論じる。
後半では「談志は談慶をどう育てたか」と題し、入門後二つ目に昇進するまでを振り返る。
後輩の談生(現・談笑)が自分より先に二つ目に昇進した悔しさ、談春兄さんと志らく兄さんの話、妻からの衝撃的かつ的確なアドバイス……。
通常4〜5年とされる前座業を9年半経験してようやく二つ目に昇進した男が、自らの苦悩や師匠を疑問視した日々をさらけ出し、その上で「師匠こそがハートウォーマーだった」と語る。




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