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今号の特集1は「日本をどう守るか」。
ウクライナ戦争が勃発してから、早くも2カ月以上が過ぎた。
21世紀においてなお平和が侵略によって失われうることが明らかになったいま、日本が置かれている厳しい現実から目を背けることは、もはや許されないだろう。
本特集では、安全保障環境の性格、日本の戦略マインドや防衛力のあるべき姿、危機の時代を乗り切るための指導体制、さらには核兵器の位置づけや軍のDXなど、わが国の防衛・安全保障における本質的なテーマをとりあげ、正面から検討していく。
とくに誌上初となる歴代三統合幕僚長による鼎談では、ウクライナ戦争の教訓をふまえて、専守防衛や核共有など多岐にわかるテーマを論じている。
また、小野寺五典元防衛大臣の独占インタビューも、わが国の防衛戦略を考えるうえで必読の内容だ。
特集2「第二次世界大戦の教訓」では村田晃嗣氏や『独ソ戦』の著者である大木毅氏などに寄稿いただいた。
ウクライナ戦争が起きているいまだからこそ、先の大戦から多くを学ぶべきではないだろうか。
小説家・伊坂幸太郎氏の巻頭インタビューや、『過剰可視化社会』(PHP新書)を上梓する與那覇潤氏と小川さやか氏の特別対談にも注目だ。




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