何を信じて生きるのか
コロナ禍で大学に通えず、ほとんどの時間を家で悶々と過ごしていた若者。
「何でこんなことになるんだ」。
ひとり暮らしのアパートから学校へ続く道の途中、踏切の向こう側の建物が目に入る。
コンビニへ行くときも前を通る場所。
中に入ったことはない。
が、ちょっと気になる。
教会だった。
「わざわざ日曜日にミサに行くほどの価値があるのだろうか。
変な勧誘をされても困るし、初めての場所に顔を出すのは気が重い」。
そんな彼を待つ運命は――。
姜尚中氏推薦! 「現代の『ストレイシープ』(迷える子)に捧げる愛の教えの対話」「数ある教えや思想のなかで、キリスト教にもわりといい見方、考え方があると感じてもらえたら」(著者)。
人と人生を比べてみじめな気持ちになる。
他人を信用できず、好きになれない。
そんな方に、絶望から一歩踏み出すドアのあり処を示してみたい。
〈構成〉●一、自分を信じる ●二、人を信じる ●三、明日を信じる ●四、信じる心を育てる
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