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特集1は「世界が危ぶむ台湾危機」。
東アジア情勢が、緊迫化の一途を辿っている。
8月2日、アメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問すると、中国は1995〜96年の「第三次台湾海峡危機」を上回る大規模な軍事演習を展開し、世界の目が台湾海峡に向いた。
10月半ばには中国共産党大会が控えているが、はたして「台湾危機」はどこへと向かうのか。
インド太平洋戦略を掲げている日本は、米中対立、そして台湾とどのように向き合うべきか。
ジョセフ・ナイ氏や趙天麟氏など米台の識者や、六四天安門事件当時の学生リーダーであるウーアルカイシ氏の声もふまえて、台湾情勢の現在と本質、そして日本の使命を議論する。
また、巻頭には中西輝政氏が緊急寄稿。
「プーチンの終わりの始まり」が国際秩序、そして東アジア情勢に与える影響を論じる。
特集2は「爆発する『生きづらさ』」。
SNSの普及などで私たちの生き方が急速に変わるいま、「無敵の人」が生まれる背景など、生きづらさを抱えている人びととの向き合い方を考える。
特別企画では、8月に逝去した稲盛和夫氏の経営哲学から学ぶべき点を、野中郁次郎氏と江上剛氏があらためて分析する。
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