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施設に入らず「自宅」を終の住処にする方法

病院、施設、それとも自宅か、あなたは大切な人をどこで看取るかそして、自分はどこで逝くのか…よりよく生きたいと思えば「よりよい最期」を求めることは当然のことだ。
しかし現在、人の最期においては、医療、介護の関係者がかかわるだけで、居心地のよさを追求する住環境の専門家の視点はほとんど加味されていない。
病院や施設などの自由が制限されるなかで、その他、多くの人たちと一律に扱われて亡くなっていくことが、はたしてその人らしい最期と言えるのだろうか。
一級建築士でありながら、自身で設計した介護施設の施設長も務めた著者は、人間がその人らしい最期を迎えることができるのは、自宅しかないと考える。
要介護となっても、穏やかで上質な時間を過ごし、尊厳ある最期を迎えることのできる終の住処のつくり方を説く。
安心老後住宅にするための戸建て住宅、マンションのリフォーム法や、最期まで暮らせる新築住宅を提案。
さらには、介護施設長だった経験から、よい介護施設、悪い介護施設の見分け方についても施設運営の裏事情とともに明かし、理想的な「最期の居場所」を考察する。
(目次)第1章最期の居場所は「自宅」こそふさわしい理由・変わる「特養」の最新事情・サ高住が「常時満室」と「常時空室」に二極化する理由・「サ高住」での実際の看取りケースなど第2章「介護施設に入るべきか」、?迷ったときに知っておくべきこと・入居を迷っているのなら見学には絶対行ってはいけない・離職者が多い介護施設のウラ事情・問題介護をする人は施設にはどれくらいいるのかなど第3章それでも知りたい、よい介護施設・老人ホームの見分け方・50件中2、3件しかないよい施設をどう見分けるか・いま、いい施設でも、施設長の交代でまったく変わる・高級老人ホームと安価な施設の違いはどこかなど第4章最期まで暮らせる安心老後住宅のつくり方・最期まで暮らせる戸建ての改修・最期まで暮らせるマンションの改修・最期まで暮らせる住宅新築編など




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