1915(大正4)年12月、北海道苫前町の小さな集落を体重340キロ、推定7?8歳のオスのヒグマが襲った。<br />世に言う「苫前ヒグマ襲撃事件」の始まりである。<br />戸川幸夫が「羆風」、吉村昭が「羆嵐」として小説化、さらに漫画でも紹介され、広く知られるようになったこの事件は、現代の私たちに何を問いかけるのだろうか? 現場を訪ね、来歴を探ったノンフィクション。<br />※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。<br />【文字数:6700文字/単行本換算で10ページ】