野良犬と呼ばれて
「拾うか、もらうか、盗むか」。
生きる道は、それしかなかった――。
神戸大空襲で母を失い、10歳で孤児になった男性。
焼け跡の大きな金庫に仲間と寝泊まりし、無賃乗車で東京へ。
その後、孤児施設に入り、13歳で小学校に通った。
孤児への差別や偏見は根強かったが、定時制高校から夜間大学に進み、27歳で中学教員になった。
母に「ここまで生きてきたよ」と言いたい、その思いが支えだった。
3人の戦争孤児が語る戦後70年。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:4000文字/単行本換算で6ページ】
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