迷走する日本の原発
「再稼働すると言っても(核のごみの)最終処分場が見つからない」と小泉純一郎元首相が訴えれば、「発電は引き受けたが、中間貯蔵や処分まで引き受ける義務はない」と福井県知事。
使用済み核燃料は満杯で、廃炉は先送り。
福島の汚染水も処理できないうちに政府とメーカーは原発を海外に売り込み、経産省と財務省は対立し、東電に融資する銀行は再稼働で黒字を促す。
原発新増設を主張する有識者と原発推進で意気込む自民電力族……。
福島の事故はなかったのか。
迷走する日本の原発の現在を多角的に追う。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:25113文字/単行本換算で42ページ】
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