福島と発電、国策の源流
福島県はエネルギーをめぐる「国策」に翻弄され続けてきた。
敗戦後、「日本再建」をうたう国は首都圏に電気を供給するため、奥会津の只見川流域に次々と巨大ダム・水力発電所を建設。
当初、「5万都市」になるなどと沸いた周辺集落だが、自然豊かな「桃源郷」はダムの水底に沈み、森林伐採と土砂の堆積が深刻な水害をもたらした。
だが、恵みの森との共生を再認識した流域は2014年、ユネスコパークに……。
国策の源流を子細に辿り、「エネルギー植民地」を脱し自然エネで地域の発展をめざす住民らの取り組みを追う。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:10326文字/単行本換算で18ページ】
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