復活できる会社の条件
「カネボウが破綻する可能性がある」。
旧産業再生機構で専務最高執行責任者(COO)を務めた冨山和彦氏が都銀首脳から打ち明けられたのは、2003年末のことだった。
機構で面倒をみてほしい、という内容だった。
機構は支援を決め、カネボウの大株主になる。
化粧品売り場に立つカウンセラーの女性たちに指示を出したり、40代の社長を抜てきしたりする。
「経営が行き詰まる会社にはいくつかパターンがある」と冨山氏は指摘する。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロンテンツです。
【文字数:15600文字/単行本換算で22ページ】
更新中です。しばらくお待ちください。