2011年4月7日午後11時32分に宮城県沖で発生したマグニチュード7・2の巨大な余震で、青森県の東通原発は全電源喪失の危機に直面していた。<br />綻びのきっかけは、東日本大震災の2日前に行った小さな作業ミスだった。<br />原発という巨大システムを扱うに値する「安全文化」について、この出来事を軸に検証する。<br />※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。<br />【文字数:6003文字/単行本換算で11ページ】