米国にならった運営で、透明性が高く、進んだ会社と思われていた東芝。<br />ところが、経営監視の仕組みが「カネと人事」という企業内の力の源泉を支える装置に成り下がっていた――。<br />社長が事業計画を50回以上突き返す、3日で営業損益120億円の改善を指示する、会長の「少しくらい暴走しても」という発言もあったという。<br />名門・東芝はなぜ失墜したのか、背景に迫る。<br />※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。<br />【文字数:9640文字/単行本換算で17ページ】