首都圏の水がめと洪水への備えとして計画が進められながら、民主党政権の迷走で中止か建設か方向が見えない八ツ場ダム。<br />予定地の群馬県長野原町は人口約6300人、過疎が進む山あいの小さな自治体だ。<br />建設受け入れから25年、町の財政は流入する巨額のダム事業費に翻弄(ほんろう)されてきた。<br />ダムの陰に隠れた町づくりの課題を考える。<br />※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。<br />【文字数:3180文字/単行本換算で6ページ】