孫正義の3・11
「ここから出ましょう。
住む場所は用意します。
カネも出します」。
福島原発の事故後まもなく、ソフトバンク社長の孫正義は福島県に入り、避難者に涙目で訴えた。
すでに西日本の17県知事に電話をかけ、約30万人分の避難場所を確保していた。
だが空振りに終わる。
即、アジア全域を視野に、原子力に代わる太陽光や風力による発電事業を模索する。
何が孫を突き動かしたのか。
法の壁、経団連の再稼働支持、電力会社の送電網独占に抗い、原発なき社会の実現にかける一民間人の悪戦苦闘を追う。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:5012文字/単行本換算で9ページ】
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