さいたま市の山崎和男さん(78)は、物忘れや転倒、尿失禁など、体の変調に戸惑っていました。<br />妻の和子さん(74)はある日、夕刊で見つけた病気の記事と和男さんの症状が同じで驚きました。<br />病名は「特発性正常圧水頭症」。<br />脳脊髄(せきずい)液が過剰になって脳が圧迫される、原因不明の病気だとありました。<br />「患者を生きる」脳と神経シリーズ。<br />※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。<br />【文字数:5658文字/単行本換算で10ページ】