政党なんて要らなくないですか?
共通の理念や政策を持つ政治家が政党に集い、国民を代表して政治を行う。
それが政党政治のはずだが、昨今、それがなんだか空々しく聞こえる。
1994年から95年にかけて実施された一連の政治改革で、日本は2大政党制を志向した選挙制度へ移行したが、その後も議員の不祥事、議会の機能不全、国民意識との乖離を問う声は絶えず、複雑化した政策オプションをパッケージの形で選ぶ2大政党制への不満や、急速に変化する政策ニーズを反映しにくい代議制への苛立ちも国民の間で募っている。
政党と政治は、今後どこに向かうのか。
朝日新聞社「未来への発想委員会」がゲストと交わした議論を紹介する。
〈ゲスト=敬称略〉亀井静香(衆院議員)、広井良典(千葉大教授)、萱野稔人(津田塾大教授)、待鳥聡史(京都大教授)、松井孝治(慶応大教授)、阿部彩(国立社会保障・人口問題研究所、社会保障応用分析研究部長)、神里達博(大阪大特任准教授)、牧原出(東京大教授)。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:8954文字/単行本換算で15ページ】
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