ロンドン五輪レスリング女子の金メダリスト、小原日登美さんは高校でひざの靱帯(じんたい)を痛め、歩くだけでひざが抜けるような感覚がありました。<br />手術後、不完全な状態で試合に出ると、わずか25秒で完敗。<br />実家に引きこもるようになり、うつ病と診断されてレスリングから遠ざかりました。<br />「患者を生きる」オリンピアンシリーズ。<br />※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。<br />【文字数:5296文字/単行本換算で9ページ】