死を覚悟した医師
東京・自由が丘の奥沢病院長だった松村光芳さんは、2012年のある朝、左側頭部の鈍い痛みが気になりました。
自分の病院で撮った頭部のCT画像には、クルミ大の白いかたまりが写っていました。
大学の先輩がいる病院へ向かい、精密検査を受けると脳腫瘍(のうしゅよう)のなかでも悪性度が高い膠芽腫(こうがしゅ)と診断されました。
主治医は松村さんの妻に「手術をしないと、余命3カ月」と告げました。
「患者を生きる」働くシリーズ。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:5719文字/単行本換算で10ページ】
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