「何もない原っぱ」だった軍飛行場跡地にできた第一原発は、福島の運命を変えた。<br />高度経済成長期に集団就職で若者が町から消え、農村社会は崩壊。<br />県は「新産業」として原発を誘致した。<br />人々は原発との「共生」に活路を求めたのだ。<br />兼業農家が急増し、暮らしは豊かに。<br />しかし、事故がその営みを消し去る。<br />福島ではいまも11万3千余の人々が避難を強いられている。<br />※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。<br />【文字数:7855文字/単行本換算で14ページ】