原爆の図の画家は何を見たのか
「原爆の図」は、洋画家・丸木俊が、水墨画家の夫・丸木位里とともに30年以上にわたって描き続けた作品だ。
俊は1945年、広島出身の夫に続いて原爆投下の数日後に広島入りし、3年後に「原爆の図」の制作を始めた。
「原爆の図」は50年代から全国を巡り、中国、旧ソ連をはじめこれまで世界20カ国以上で展示され、戦後の反核平和運動の象徴の一つとなった。
なぜ、描いたのか。
描くことができたのか。
埼玉県東松山市の「原爆の図丸木美術館」で今も何かを語り続ける作品の創作背景を、若き日を過ごしたパラオにまで遡り、たどったルポ。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:6500文字/単行本換算で9ページ】
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