教壇に立つ
東京都足立区の教師、重田雅敏さん(62)は43歳の頃、テーブルの上にあるコップや茶わんを、なぜか次々と倒してしまうようになりました。
目の検査を受けた大学病院で、「網膜色素変性症が進み、視野が狭くなっている」と説明されました。
この病気は目の中で光を感じる網膜に異常が起き、視野が低下していく病気で、失明の可能性がありました。
重田さんは「教師の仕事は、もう諦めなきゃいけないのかな」と危機感を覚えました。
「患者を生きる」働くシリーズ。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:5540文字/単行本換算で10ページ】
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