虐待連鎖を断てるか
「子育てのイメージなんてないですよ。
普通が分からない。
親にほめられたこともないから、ほめ方も分からないし」。
虐待されて育った母親。
19歳で結婚したが、夫の暴力が原因で子ども3人を連れて離婚した。
叱り方も分からず、気がつくと手が出た。
長女と次男は学校で「大変な子たち」として知られていたが、教員たちはとことん遊び、ほめて、寄り添った。
「ずっと味方してくれて、子どものことを見ていてくれた。
ずっとね。
それに気づいて『私、何やってるんだろう』って思ったの」。
虐待の連鎖から抜け出そうと、病院や学校に支えられながら歩み出した家族を追った。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:5500文字/単行本換算で8ページ】
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