歌われなくなった東京
東京を舞台に映画のような物語が歌詞に紡がれてきた。
希望、憧れ、望郷、都会の愛――。
戦後ヒットした5千曲を調べると、終戦直後は「夢」とともに歌われた。
60年代は男女が自由に恋愛できる都会の象徴=銀座が特に多かった。
東京のエネルギーをダイナミックに歌った「TOKIO」が発売されたのは80年。
「東京が最も憧れられた」時代だった。
しかし、00年代以降、東京に関わる言葉は減る。
もう「憧れの東京」ではなくなったのだ。
その大都会・東京で生きる人々のリアルな暮らしを切り取った。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:15500文字/単行本換算で22ページ】
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