もう限界、みちのくの貧困
「早く死ね、と言われているような気がする」。
青森市で一人暮らしをする80代の女性は年金受給額の目減りを嘆く。
同市内のタクシー運転手は、年の半分は手取り歩合給が月10万円に満たない。
糖尿病の通院を間引いてしのいでいる。
少子化や人口減など日本社会は大きく変化しつつあるが、東北地方、とりわけ青森県の経済は厳しさを増している。
「我慢強い」といったイメージを持たれてきたが、国の制度に異を唱える裁判も目立ってきた。
タクシー運転手、年金受給者、生活保護者に焦点を当てた。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:4700文字/単行本換算で7ページ】
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