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ミャンマーにかける文化の橋

長年、英国の支配下にあったミャンマーは、伝統的に考古学や歴史学がさかんだった。
だが、1988年から23年間続いた軍事政権の時代は国際社会との交流が制限され、考古学でも後れをとった。
しかし3年前の民政移管以降、政府は古代ビルマのイラワジ川流域に栄えたピュー国の遺跡について、同国初の世界遺産登録を目指し、準備を進めている。
国威発揚のためにも、発掘調査が増えるとみられるが、その人材育成に、日本の研究機関が力を貸している。
考古学分野を担当するのが、日本を代表する文化財の総合研究機関・奈良文化研究所だ。
実は奈文研とミャンマーのつながりは20年にも及ぶ。
その中で築かれた文化の架け橋が、いま存在感を持ち始めている。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:5106文字/単行本換算で9ページ】




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