東京都の松井理恵さん(62)は46歳の時、時折右半身がふるえるようになりました。<br />「もしかしたら、パーキンソン病かもしれない」と不安がふくらみました。<br />母が患っていました。<br />パーキンソン病は脳の「黒質」という部分の神経細胞が次第に減り、スムーズな動きができなくなる病気。<br />ゆっくり着実に進んでいく母の姿が自分と重なりました。<br />「患者を生きる」脳と神経シリーズ。<br />※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。<br />【文字数:5544文字/単行本換算で10ページ】