広島県の藤井香名さん(25)は、小学5年で「てんかん」と診断されて以降、激しいけいれんの発作に悩んでいました。<br />力が抜ける「脱力発作」や全身が棒のように固まる「強直(きょうちょく)」など、多い時は1日に100回も起きました。<br />2009年に発作を軽くするため、左右の大脳をつなぐ脳梁(のうりょう)を切断する手術を受けることを決めました。<br />「患者を生きる」脳と神経シリーズ。<br />※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。<br />【文字数:5553文字/単行本換算で10ページ】