ソフトバンク・ネット財閥への道
計画名は「コロンブス」――。
2012年夏、ソフトバンク内に、財務、営業、技術など各部門の幹部約20人からなる秘密チームが組織された。
計画名は、米大陸に乗り込むという思いをこめてつけられた。
ターゲットは、米第3位の携帯通信会社・スプリント。
買収が成功すれば、両社を合わせた売上高は、世界第3位になる。
世紀の買収劇の始まりだった……。
6月のスプリントに続き、世界最大の携帯電話卸会社の米ブライトスター、そして世界137カ国でダウンロード1位を誇るゲームアプリ開発会社、フィンランドのスーパーセルなど、超大型買収を次々に進めるソフトバンク。
その「ビッグ・ゲーム」の裏に何があったのか?関係者の徹底取材で浮かび上がる、「ネット財閥」へ向けた進撃の道程。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:5261文字/単行本換算で9ページ】
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