千葉県浦安市に住む谷沢智佳子さん（51）は子どもの頃、「息をするのは、大変なこと」と思っていました。
かけっこをするとくわえたストローがどんどん細くなるようで、空気が入ってこないと感じるほど。
気温の変化が激しい梅雨や秋の夜は、特に症状が重くなりました。
アレルギー検査を受けると、ハウスダストなどに敏感で、温度変化も発作のきっかけになる「気管支ぜんそく」と診断されました。
「患者を生きる」子に希望をシリーズ。
※本商品は通常の書籍より文字数の少ないマイクロコンテンツです。
【文字数:5545文字/単行本換算で10ページ】